日米豪印、台湾海峡の安全を協議

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共同通信

 【ワシントン共同】日米とオーストラリア、インドの4カ国(クアッド)の政府高官は12日、オンライン会合を開き「台湾海峡の平和と安全の重要性」などを巡り協議した。中国が領有権を主張する南シナ海や沖縄・尖閣諸島を念頭にした東シナ海に関する情勢についても意見交換した。日米両政府が発表した。

 バイデン米政権は唯一の競争相手国と位置付ける中国に対抗する上で4カ国の枠組みを重視。9月下旬に4カ国首脳会合を米国で開催する方向で調整が進んでおり、高官らは開催に向けて緊密に連携する方針で一致。首脳会合に向けて地ならしをした。