欧米の大使館、カブール退避加速

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共同通信
アフガニスタン・カブールに到着し、仮設避難民キャンプに登録する人々=13日(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、ブリュッセル共同】アフガニスタン各地で攻勢を強める反政府武装勢力タリバンが首都カブール郊外まで迫り、欧米の大使館は13日、外交官の一部退避や施設の一時閉鎖に向けた動きを加速させた。タリバンが首都を包囲し首都が孤立化する懸念も深まっており、現地に大使館を置く日本も対応が迫られそうだ。

 タリバンは全34州のうち首都に隣接する州を含む18州都を制圧。米国を皮切りに英国やデンマーク、ノルウェー、スペインも次々と一部退避を決めた。ドイツも大使館職員削減を表明した。

アフガニスタン北部の戦闘から首都カブールに逃れてきた避難民=13日(AP=共同)