豪代表の故郷凱旋、1カ月お預け

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共同通信
東京五輪の金メダルを掲げるアレクサンダー・ヒル選手(左)=7月、東京ビッグサイト(ゲッティ=共同)

 【シドニー共同】東京五輪から帰国後に新型コロナウイルス感染防止のためオーストラリア・シドニーで2週間の強制隔離生活を送る代表選手のうち、金メダリストを含む少なくとも16人が、家族や恋人がいる南部サウスオーストラリア州で再び2週間の強制隔離を送らなければならないことが13日までに分かった。

 合わせて1カ月近くに及ぶ隔離を強いられ、故郷への凱旋がお預けとなった「英雄」たちに同情の声が上がっている。

 自転車男子BMXレースに出場したアンソニー・ディーン選手はオーストラリアン紙に「6月から婚約者に会えていない」と語った。