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共同通信
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活発な前線の停滞による豪雨で、13日は長崎県雲仙市では住宅2棟が崖崩れに巻き込まれ、女性1人が死亡し、2人が安否不明になった。広島県三次市では江の川が氾濫した。これまでの雨で地盤が緩んだ場所では少しの雨が土砂災害を引き起こすため、引き続き厳重な警戒や避難が必要だ。
気象庁によると、長崎県の雲仙岳では11日からの総降水量が、8月1カ月分の平年値の2倍を超え、780ミリに達した。西日本は14日も非常に激しい雨が降り、降水域も東日本や東北まで広がる見込み。
13日は気象庁が広島県内に一時、大雨特別警報を発表。線状降水帯も形成され、「顕著な大雨情報」を出した。