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共同通信
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【香港共同】香港政府は12日、2021年6月末の人口が739万4700人となり、前年同月比で8万7100人(約1.2%)減少したと発表した。中国本土からの移住による増加を差し引けば、1年間に約9万人が香港から域外に流出した。13日付の香港紙、明報などが報じた。昨年6月末の香港国家安全維持法(国安法)により海外への移住が増加したことも背景にありそうだ。
香港政府は、人口流出について「仕事や留学のために海外に出る人もおり、移民とは違う」と説明している。
中国本土から香港への移住による増加が1万3900人で、香港住民の域外への流出は8万9200人だった。