公園の清掃、記念碑修復が進む
夏のクリーンアップ・プログラム
ニューヨーク市のデブラシオ市長が4月に発表した、市の公共スペースの清掃にあたる季節労働者のチーム、シティ・クリーンアップ・コープス(CCC)が、市内5区の公園の清掃や記念碑の修復を進めている。amニューヨークが11日、報じた。
夏にわたり行われる市のクリーンアップ・プログラムでは、ベンチの洗浄やごみの除去のほか、柵の塗り直し、彫像の修復などを行い、市全体の公共スペースをよりよく維持することを目的としている。マンハッタン区西63丁目とコロンバス・アベニューにあるダンテパークでは、イタリアの詩人・ダンテの没後700周年記念に間に合うように、市公園レクリエーション局記念碑保存課の職員とCCCの作業員らが、ダンテ像の清掃と修復にあたった。
ダンテ像は毎年、メンテナンスが行っているが、ことしは2週間をかけ、剥がれてきている古いラッカーのコーティングを取り除き、表面の状態を確認。その後、保護ワックスでコーティングを施し、台座の接合部にある古いモルタルの一部を交換した。
今後数週間以内に、ダンテパークと同様の記念碑のメンテナンスがハーレムやユニオンスクエア、バッテリーパーク、プロスペクトパークなどで行われる。クリーンアップ・プログラムは、2500件の季節雇用を創出している。
→ 最新のニュース一覧はこちら←