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共同通信
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【ロサンゼルス共同】メキシコのロペスオブラドール大統領は13日、スペインによるアステカ王国征服500年に合わせて首都メキシコ市で開かれた式典で演説、スペインによる侵略は「大失敗」だったと批判した。地元メディアなどが伝えた。大統領は過去に侵略について謝罪を求める書簡をスペイン国王フェリペ6世らに送っている。
メキシコでは14世紀以降、現在のメキシコ市を中心にアステカ王国が栄えたが、1521年にエルナン・コルテス率いるスペイン軍により征服され、以後約300年にわたって植民地化された。
大統領は「征服と植民地支配は文明ではなく後進性を表すものだ」と強調した。