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共同通信
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【カブール、ワシントン共同】アフガニスタン政府が治安情勢に関する会合をガニ大統領も出席して開き、反政府武装勢力タリバンと「断固として戦う」姿勢を確認したことが14日、明らかになった。サレー第1副大統領が表明した。駐留米軍撤退を月末に控え進撃を続けるタリバンは首都カブールまで約50キロに迫り情勢は緊迫。バイデン米政権はカブールの米大使館の外交官退避に向け準備を急いだ。
タリバンは全34州都のうち首都のあるカブール州に隣接する州を含む18州都を制圧。アルジャジーラなどによると、南部カンダハルなどでタリバンが家々を回って政府職員らを探していると住民が証言した。