Published by
共同通信
共同通信
【ナイロビ共同】アフリカ南部ザンビアの選挙管理委員会は16日、同国大統領選で野党指導者のハカインデ・ヒチレマ氏(59)が過半数票を獲得し、現職エドガー・ルング氏(64)に勝利したと発表した。AP通信などが伝えた。ルング氏は3選を目指したが、経済低迷で政治手腕に対する疑問の声が高まり、政権交代につながった。
12日の投票日には各地で各陣営の支持者らが衝突し、死傷者も出た。ルング陣営は野党勢力の暴力で正常な選挙が実施できなかったと主張。ルング氏の支持者が選挙結果を巡り激しい抗議活動を展開すれば、政情が不安定化する恐れもある。