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共同通信
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【ロサンゼルス共同】カリブ海のハイチを襲ったマグニチュード(M)7.2の地震は15日、発生から一夜明け、地元当局が行方不明者の捜索や負傷者の救護活動を本格化させた。周辺国も支援を拡大。16日夜には熱帯低気圧が接近する恐れがあり、被災地では豪雨や洪水のほか、土砂崩れなど二次災害への懸念も高まっている。
地元当局や現地からの報道によると、14日朝に起きた地震による死者は少なくとも1297人、負傷者は約5700人。震源地に近い南西部レカイの周辺では土砂崩れなどで交通が遮断されている地域もあり、被害の全容把握や救助作業は難航している。