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共同通信
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【石獅共同】中国が沖縄県・尖閣諸島の周辺を含む東シナ海で設けた禁漁期間が16日正午(日本時間同日午後1時)に明けた。福建省石獅市では大量の漁船が出港。当局は「敏感な海域」では操業させない方針だが、尖閣周辺に向かうと話す漁師もおり、事実上黙認している可能性がある。
石獅市の祥芝中心漁港では16日、中国国旗を掲げた漁船が爆竹を鳴らして次々に出港した。尖閣周辺で漁をしたことがあるという30代の漁師は「魚が豊富だ。今年も絶対近くに行く」と強調した。
福建省の漁業当局幹部は先週、複数の漁港を訪れて「敏感な海域での操業を防ぐため厳しい措置を取る」と強調した。
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