RELATED POST
宝くじ、懸賞当選の詐欺に注意
手数料や税金、関税支払いを求める手口

パンデミック以後、高額な宝くじや懸賞に当選したと偽り、金銭や個人情報を盗む詐欺が急増している。電話や電子メール、ダイレクトメール、ソーシャルメディアなどで通知が届き、賞金や賞品を受け取るため手数料や税金、関税を支払うよう求める手口で、過去3年間で35%増加した。ABCニューヨークは16日、注意を喚起した。
詐欺の主な標的は、55歳以上。これまでに報告されたケースは、①賞金230万ドルとした偽の小切手が郵送され、換金するための手数料を求める②ホンダを名乗った詐欺師が、車が当選したと偽って、数百ドルの輸送費を求める③アマゾンの商品券1000ドル(約11万円)分が当たったとして個人情報を盗む―など。ソーシャルメディアを使った手口も報告されており、有名企業の名前を用いた詐欺が目立つという。
公正取引委員会(FTC)によると、昨年の被害額は約1億7千万ドル(約186億円)で、1人あたり平均1000ドルが、騙し取られていた。大事なのは①賞品や賞金を受け取るために、手数料を決して支払わない②送金やギフトカードの購入、クレジットカードのセキュリティコードを求められても応じない③詐欺に遭った場合は、FTCなどに報告する④銀行口座情報を教えてしまった場合は、銀行に知らせること―を重要なポイントとしている。
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
春の満月「ピンクムーン」がNYの夜空を幻想的に、 日時やおすすめ鑑賞スポットは?
-
なぜ? アメリカの観光客が減少傾向に「30〜60%も…」、NY観光業で深まる懸念
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
トレジョの人気すぎるミニトートに新色、各店舗からは「買えた」「買えなかった」の声 ebayではすでに約16倍の価格で転売!?
-
日本の生ドーナツ専門店「I’m donut?」がついにNY上陸、場所はタイムズスクエア オープン日はいつ?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
ティモシー・シャラメの「トラッシュコア」 目茶苦茶で個性的、若者を魅了
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NY・ソーホーで白昼に起きた悲劇、ホームレスにガラスで首を刺され…女性が重体