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共同通信
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【カイロ、ワシントン共同】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの首都進攻で出国、アラブ首長国連邦(UAE)に入国したガニ元大統領は18日、フェイスブックでビデオ声明を発表した。出国は「強いられたもので、逃亡ではない」と強調し、近日中の帰国を目指す意向を示した。中東の衛星テレビ、アルジャジーラが伝えた。
出国したガニ氏には国内外で批判が高まっている。シャーマン米国務副長官は18日の記者会見でガニ氏は既に政治的影響力はなく失脚したとの見方を示した。
ガニ氏は約9分間の声明で出国は首都カブールでの戦闘を避けるためだったと指摘した。