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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は18日放送のABCテレビのインタビューで、アフガニスタン駐留米軍の8月末の撤退完了期限を延長する可能性に初めて言及した。状況次第だと強調しながらも「もし米国民が残っていたとしたら、とどまり全員退避させる」と述べた。多数の退避希望者がいるとみられ、混迷が深まっている。
アフガンでイスラム主義組織タリバンによる首都カブール制圧後、バイデン氏がメディア取材を受けるのは初めて。タリバン幹部は民主制を否定。カブールの空港での退避を巡る混乱などを受けてバイデン氏の判断に批判が強まっている。