広島土砂災害から7年

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共同通信
土砂災害から7年となり、広島市安佐南区の砂防ダムに映し出された「忘れまい」の文字=20日未明

 77人が犠牲となった2014年の広島土砂災害から7年を迎えた20日、広島市の被災地では土砂崩れが発生した時刻の未明から、遺族や住民らが犠牲者を追悼した。

 土砂災害は短時間の局地的な豪雨によって広島市の安佐北、安佐南両区を中心に発生した。土石流や崖崩れにより約400棟が全半壊し、74人が死亡、3人が災害関連死と認定された。

 慰霊碑の周りには灯籠が並べられ、近くにできた砂防ダムの壁面に「忘れまい」「あの日から7年」などの文字が映し出された。

 広島県内では今月11日から停滞前線の影響で断続的に大雨が降り、土砂災害や浸水被害が相次いだ。