アフガン安定化へ協力必要

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共同通信
20日、モスクワのクレムリンで会談するロシアのプーチン大統領(右)とドイツのメルケル首相(AP=共同)

 【モスクワ共同】ドイツのメルケル首相は20日、モスクワを訪問し、ロシアのプーチン大統領と会談した。共同記者会見でプーチン氏は、イスラム主義組織タリバンがほぼ全土を掌握したアフガニスタン情勢について、テロリストや難民などの脅威が周辺諸国に拡大しないよう安定化に向けた各国の協力が必要だと述べた。

 両者はロシアの反体制派ナワリヌイ氏の問題についても協議。メルケル氏は、昨年8月に機中で意識を失い移送先のベルリンで療養後、ロシアで拘束され服役中のナワリヌイ氏に対する刑事罰は受け入れられないと指摘。釈放を求めた。