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共同通信
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【モスクワ共同】ロシア法務省は20日、テレビ局「ドシチ」とインターネットニュースサイト「バージヌイエ・イストリイ」(重要な話題)の二つの独立系メディアを「外国の代理人」リストに登録した。同省が公式サイトで公表した。「外国の代理人」はソ連時代からスパイ組織に使われてきた呼称。
ロシアでは9月の下院選を前に、事実上プーチン政権の支配下にある主要メディアと一線を画して客観報道を続けようとする独立系メディアへの締め付けが強まっている。
ドシチは10年に放送開始。検閲を拒否し、プーチン大統領を批判して服役中の反政府活動家ナワリヌイ氏らの主張をたびたび報じている。