東京パラで集火式、聖火“誕生”

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共同通信
各地で採火された炎を一つにする(左から)野村忠宏さん、田口亜希さん、石原さとみさん=20日夜、東京・元赤坂の迎賓館

 東京パラリンピックの聖火が20日夜に“誕生”した。東京・元赤坂の迎賓館で、全国47都道府県とパラ発祥の地とされる英国ストーク・マンデビルで採火した炎を一つにする「集火式」を開催。新型コロナの感染拡大が直撃、各地から東京へ炎をつなぐ聖火リレーの関連行事は中止や縮小が相次いだ。迎賓館にも各地の炎が映像や写真で集まった形に。開幕は24日に迫り、大会本番にも影響が懸念される。

 20日午後8時からの集火式。画面上で炎が一つになる演出の後、トーチを持った聖火リレー公式アンバサダーの俳優石原さとみさんらが登場。トーチを模した聖火皿に火をともし、大会の聖火が誕生した。

東京・元赤坂の迎賓館で行われた集火式=20日夜