米国民6割「戦う価値なかった」

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共同通信

 【ワシントン共同】AP通信は19日、アフガニスタン駐留米軍撤退に関する米国内での世論調査の結果を発表。62%がアフガンで「戦う価値はなかった」と回答。バイデン大統領(民主党)の外交政策を支持したのは47%で、不支持の51%を下回った。

 党派別で見ると、戦う価値がなかったと答えたのは民主党支持者の67%、共和党支持者で57%。外交政策に関しては党派で隔たりが大きく、支持するとの回答は民主党支持者で76%、共和党支持者で15%。

 2003年に始まったイラク戦争についても全体の63%が戦う価値はなかったと答えた。

 調査は今月、成人1729人を対象に実施した。