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共同通信
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全国知事会は20日、新型コロナウイルス対策に関する国への緊急提言をまとめた。デルタ株による全国的な感染急拡大と医療体制逼迫への危機感から、政府対応に強い不満を表明。都道府県を越えた人の移動を抑えるため、緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置を全国に拡大すると同時に、時限的な措置としてロックダウン(都市封鎖)のような方策の検討も重ねて要求した。近く政府に提出する。
新型コロナ対策本部の会合をオンラインで開き、46人の知事が出席。ワクチンの供給不足で国に抗議する声や、夏休み明けの学校で子どもたちの感染が広がることを懸念する意見が相次いだ。