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共同通信
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政府が、ミャンマー国軍によるクーデターを批判して解任された在日ミャンマー大使館外交官の後任受け入れを、数カ月間にわたり事実上拒否していることが21日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。受け入れれば、軍政の承認につながるためだ。解任された2人の外交官の立場を維持し、日本残留を認めている。
ミャンマー軍政は3月、不服従を表明したアウン・ソー・モー1等書記官と2等書記官を解任。共同通信が入手した口上書によると、大使館は日本外務省に2人の外交官パスポートを無効にしたと伝え、提示された場合は使用を認めないよう要請した。
だが、日本政府は2人の残留を認めた。