Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】バイデン米大統領は22日、アフガニスタン駐留米軍の8月末の撤退完了期限を延長するかどうか検討していることを明らかにした。イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガンからの米国民らの退避支援を続けていることを踏まえ「延長は望まないが、議論はしている」と述べた。
ホワイトハウスでの演説と記者会見で語った。アフガン首都カブールの空港周辺は出国を希望する群衆が殺到し、混乱が続いている。バイデン氏は退避者が空港まで安全に移動できるようにするため、空港周辺に「安全地帯」を設置する考えも公表した。