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共同通信
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新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京で57年ぶりに開催される障害者スポーツの祭典、パラリンピックは24日夜、五輪に続き開会式が無観客の国立競技場で行われて開幕する。25日に始まる競技も感染対策のため、原則無観客となる。障害の有無を超えて違いを認め合う「共生社会」の実現に向け、パラアスリートの姿が社会にメッセージを投げ掛ける13日間がスタートする。
東京では1964年に第2回大会が開催されており、同じ都市で2度目の大会が開かれるのは16回目で初。現在以上に障害者への差別や偏見が根強かった当時の大会に続き、日本社会を変える契機につなげられるかが問われる。