アフガニスタン難民「州は歓迎する」
ホークル氏ら受け入れに積極姿勢
ニューヨーク州のキャシー・ホークル氏や民主、共和両党の州議会議員は、イスラム原理主義組織タリバンが掌握したアフガニスタンからの難民受け入れに積極的な姿勢を示している。スペクトラム・ニュース1が20日、報じた。
クオモ知事の辞任を受け、24日に就任するホークル氏は19日「ニューヨーク州は難民を歓迎する」と、ツイッターに投稿。州議会のアンドリュー・グナルズ上院議員、カタリナ・クルーズ議員(いずれも民主)は同日「ニューヨーク州は、亡命希望者と難民に住居を提供する準備ができている」と記した、バイデン政権宛ての手紙を公表した。グナルズ氏は「ニューヨーク州は常に、紛争から逃れる人々の避難の『道しるべ』となってきた」と指摘。「アフガニスタンからの亡命希望者の多くは、自国で米軍人を支援してきた。われわれは、彼らを助ける準備ができている」とも述べた。
上院少数の共和党院内総務、ロバート・オルト議員は先日「彼らは『米軍の駐留が続く』と信じ、危険を冒してくれた」と強調。連邦政府に難民を支援するよう促し、米軍に協力した人々の再定住に向け州政府当局者と協力する意向を示すなど、難民支援の動きは超党派に広がっている。
アフガニスタンの首都カブールの空港では、通訳などで米国政府のために働いたアフガニスタン人と米国人を避難させるため、数日にわたり混乱が続いていた。
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