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FDA、ファイザー製正式承認
新型コロナワクチン、米国初

米食品医薬品局(FDA)は23日、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンを、全米で初めて正式承認した。ウォール・ストリート・ジャーナルが同日、報じた。
ワクチンは昨年12月、16歳以上への緊急使用が許可されていた。ファイザーが正式承認に向け提出済みの約4万6千人を対象とした治験データによると、2回目の接種から6カ月間の発症予防の有効性は91%に上った。通常、承認申請の審査には、最長10カ月ほどかかるが、申請から4カ月でのスピード承認となった。
5月に緊急使用が許可された12~15歳については、6カ月間の安全性データを収集・分析後、正式承認に向けて申請する予定。公衆衛生当局やワクチン専門家は、正式承認に伴いワクチン接種を躊躇している人々の不安が軽減され、接種増につながることを期待する。
ワクチンの接種を義務化する動きが加速する中、アーカンソー州などワクチン接種の義務化を禁止する州や反対する米国民もいる。ただ、ワクチン接種の義務化を禁止する法律の中には、緊急使用許可を受けたワクチンを対象としているものもあり、FDAの正式承認を得たファイザーのワクチンは対象外となる可能性もある。米国内では現在、デルタ変異株への感染が急増しており、政府は追加接種の時期について検討中だ。
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