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共同通信
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【台北共同】台湾の海巡署(海上保安庁に相当)は25日までに台湾の離島、澎湖諸島や馬祖列島の海域に進入して違法に砂を採取する中国船が2020年に少なくとも3974隻に上り、18年の73隻から急増したと発表した。18~20年の合計は4649隻。
立法委員(国会議員)などは、中国側が建設資材目的に加え、有事と判断しにくい「グレーゾーン作戦」を仕掛けている可能性を指摘している。習近平指導部は中台の「現状維持」路線を堅持している蔡英文政権への圧力を強めている。
海巡署は台湾側の海域から追い出した船数を発表しており、実際に違法採取した中国船はさらに多いとみられる。
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