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共同通信
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厚生労働省は26日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、5都県8カ所の接種会場で未使用状態の瓶から異物の混入が見つかったと発表した。確認されたのは計39本の瓶で、安全対策措置として、同時期に同じ製造ラインで作られた3ロット計約163万回分の使用を見合わせるよう要請した。
厚労省によると、今月16日以降、茨城、埼玉、東京、岐阜、愛知の5都県にある職場接種や大規模接種会場で確認された。大きさは数ミリ程度とみられ、成分は不明。
人への接種には使われておらず今のところ健康被害の報告はない。使用を見合わせる163万回分はスペインの工場で製造された。
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