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共同通信
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【ワシントン共同】オースティン米国防長官は25日までに、全軍人を対象に新型コロナウイルスのワクチン接種を始めるよう指示した。米食品医薬品局(FDA)が正式に承認したワクチンのみを使用するとしており、声明で「ワクチン接種の義務化は米軍や米国民を守るために必要だと判断した」と強調した。
FDAは23日、ファイザー製のワクチンを正式承認したと発表。米国で初めてとなる正式承認を受け、オースティン氏が全軍人への接種開始を指示した格好だ。
バイデン米政権は今月上旬、ワクチン接種について9月中旬までに軍人に義務化すると発表していた。