NY州、アフガニスタンからの難民受け入れへ
「希望と安全に光を」とホークル知事
ニューヨーク州のホークル知事は25日、混乱が続いているアフガニスタンからの難民を受け入れる準備ができていると発表した。
「アフガニスタンの不安定さが深刻になる中、ニューヨーク州が希望と安全の光となる」とホークル氏は宣言。「難民や移民が多様な文化でコミュニティーを形成する州だからこそ、助けを求める人びとに手を差し伸べたい。その姿勢を世界に発信する」と強い思いを語った。
実際には臨時障害者支援局(OTDA)下の難民サービス部門が難民の支援に当たる。2020年10月〜21年7月にアフガニスタンからの140人を含む難民458人を受け入れた実績がある。
21年会計年度には1320人の受け入れ枠があり、州としてはアフガニスタンからの難民を支援する余裕がある。OTDAのヘインズ局長は「アフガニスタンの状況を見るにつけ心が痛む。危害から逃れ避難場所を求める全ての難民が、コニュニティーの隣人として歓迎されるよう支援を惜しまない」と話した。
バイデン政権になって米国は難民受け入れ枠を6万2500人に拡大した。アフガニスタンからはアメリカ軍に協力した通訳など8000人の追加受け入れを認めている。州では難民支援のホットライン(800-566-7636)を設けている。
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