「責任の重さを痛感している」
ホークル氏、ニューヨーク・タイムズのインタビューで
ニューヨーク州初の女性知事に就任したキャシー・ホークル氏が24日、ニューヨーク・タイムズの単独インタビューに応じ、知事の職責について「女性初の知事という立場をとても重く受け止め、責任の重さを痛感している」などと述べた。ホークル氏は、セクハラ疑惑を受けて辞任したクオモ氏の後任。クオモ知事の下で、副知事を務めていた。
初の女性知事としての役割に絡み「私の任期が終わる頃には、女性や少女らが『自分にはできないことがある』と感じることがないようにしたい」と強調。自らの政治姿勢を「具体的な成果で判断し、責任を持つようにしている。信頼を回復するために『私が大きな役割を果たした』と人々に言ってもらいたい」と述べた。
新型コロナウイルスのワクチン接種に関し「すべての州民が接種してほしい。とりわけ、教師や学校関係者ら頻繁に検査を受ける人は接種してもらいたい」と要望。今後のコロナ対応を巡り「パンデミックには強力な対応を展開する。断固とした態度で臨みたい。あらゆる行動に対し、現場の人たちと相談しながらバックアップしていく」などと意欲を示した。
クオモ氏が自らのセクハラを認定した州司法長官の報告書を「公正さに欠ける」と批判した点については「最初から報告書に全幅の信頼を寄せている。結論と結果には自信がある」と突き放した。
→ 最新のニュース一覧はこちら←