台湾企業が医療用マスクを寄贈

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共同通信
27日、日本台湾交流協会台北事務所で開かれた医療用マスクの贈呈式で、124万枚と書かれたパネルを掲げる李洋(右端)、王斉麟(左端)両選手と泉裕泰代表(左から2人目)ら(共同)

 【台北共同】台湾のマスク会社「易廷」は新型コロナウイルスワクチンを供与した日本への返礼として1500万台湾元(約5900万円)相当の医療用マスクの寄贈を決めた。日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会台北事務所で27日、贈呈式が開催された。

 同社の李エン琳最高経営責任者(CEO)は「台湾は5月から感染が拡大した。日本は最も苦しい時に手を差し伸べてくれた」と謝意を表明。6月に届いた第1弾ワクチン124万回分にちなんで、同数を日本側に供与する。

 贈呈式には東京五輪のバドミントン男子ダブルスで金メダルを獲得した台湾の李洋、王斉麟両選手が出席した。