NTT西日本がイチゴ販売開始

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共同通信

 NTT西日本は、大阪市内にある自社ビルの植物工場で栽培したイチゴ「エヌベリー」の販売を始めた。熟練農家の栽培手法を分析し、最適な生育環境を工場内で再現。季節や天候に左右されず、一年中安定的に収穫できるという。

 子会社のNTTビジネスソリューションズが2018年から試験栽培を始め、改良を重ねてきた。高知県佐川町にある農家の協力を得て理想的な温度や湿度、土壌水分といったデータを収集。植物工場での水やりや照明、空調の管理システムを確立した。

 大阪市阿倍野区のあべのハルカス近鉄百貨店本店で取り扱っており、価格は1パック3240円。季節を問わず甘さが強いのが特長。