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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は28日、国家事業などに志願した若者らに宛てた書簡で「われわれは建国以来最も厳しい局面にあり、前代未聞の難関を不屈の精神力で突破している」と述べ、新型コロナウイルス禍などによる経済難が深まる中、結束を訴えた。朝鮮中央通信が29日伝えた。
北朝鮮は28日、青年同盟の結成記念日「青年節」を迎え、平壌では全国から招かれた若者らが参加して祝賀行事が開かれた。
金氏は書簡で、米主導の制裁を念頭に「悪辣な制裁圧迫としつこい思想的・文化的浸透策動により青年たちを変質させようとする帝国主義者のたくらみは水泡に帰した」と主張した。