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共同通信
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【テルアビブ共同】1972年ミュンヘン五輪でパレスチナ・ゲリラの襲撃によりイスラエル人選手ら11人が死亡した事件から49年となるのを前に、イスラエル中部テルアビブで8月31日、犠牲者追悼式典が開かれた。7月の東京五輪開会式では、五輪史上初めて出席者による黙とうがささげられた。この日の式典参加者は一様に大会組織委員会に謝意を示した。
遺族らは五輪開会式で追悼の時間を設けるよう求めてきたが、国際オリンピック委員会(IOC)などは認めてこなかった。
トルーパー文化・スポーツ相は「バッハ会長と日本のおかげで、49年間続いた不名誉が東京で消えた」とあいさつした。