トライステートで暴風雨の恐れ
洪水や停電も ハリケーン「アイダ」が北進
ルイジアナ州に上陸した「カテゴリー4」の大型ハリケーン「アイダ」。少なくとも死者1人を出し、同州ニューオリンズ市全域などで停電を引き起こして、100万人が影響を受けた。その後、北進を続けており、9月1日にトライステートに達する見込みだ。30日付NBCニューヨークが報じた。
アイダは勢力が衰えて熱帯低気圧になったものの、ニューヨーク市やニュージャージー州の一部で3〜5インチ(7〜12センチ強)の雨が降る恐れがある。セントラルパークの9月の平均降雨量は4.31インチ(約11センチ)で、1〜2日でこれに達する可能性もある。1日に3.8インチ以上降れば、1927年以来の大雨の記録を塗り替えることになる。現在のところ1日水曜日から雨が降り始め、激しさを増していくと予想されている。
この暴風雨で洪水や停電が懸念されており、ニューヨーク市内、ロングアイランド、ウエストチェスター郡やニュージャージー州バーゲン郡などには2日午後2時まで洪水注意報が出ている。ニュージャージー州中央部と南部では竜巻の心配もあるので注意が必要だ。
その後天気は好転する見込みで、3日からは晴れの予想だ予報となっている。気温は華氏70度台後半〜80度台前半(摂氏21〜26度ほど)に下がり、レイバーデーの週末は秋の始まりを感じる陽気となりそうだ。
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