コンピュータ上で暴れまわった女性 会社から解雇され逆恨み

 

 

コンピュータ上で暴れまわった女性

会社から解雇され逆恨み

 

 

 フロリダ在住のメディン・カロンジ被告(41)は、雇用主から解雇されたのち、会社のコンピュータシステムに故意に損害を与えたとして、他の同様の容疑1件と合わせて、2件の罪で有罪判決を受けた。30日、FOX5が報じた。

 女性はマンハッタンを拠点とするオンラインプロバイダー会社に6カ月勤務したのちに解雇され、腹いせに報復を行った。

 検察によると、被告は同社のフロリダ州セントピーターズバーグにある人事部門の責任者を勤めていた当時、同僚との口論の後、同僚のコンピュータシステムへのアクセスを不適切に操作した。その後、仕事の最低要件を満たせなかったとの理由で、2019年6月に解雇された。解雇時に「デスクトップコンピューターの削除キーを繰り返し押している姿」が同僚2人に目撃されている。

 その数時間後、会社が2年間で10万ドル以上を投資して構築したシステムにログイン。1万7千件を超える求人への応募と履歴書を削除し、会社を冒涜するメッセージを残した。

 システム内のデータを完全に破壊された会社は、未だにすべてのデータを復旧できていない。システムの再構築には10万ドル以上の費用がかかるという。

 米連邦検事のオードリー・ストラウス氏は声明のなかで、「彼女の行動は会社にとって極めて重要な情報を削除し、被害を与えた」と述べた。
 宣告次第では最大10年の懲役が科せられるという。

 

 


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