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アジア系の若者、接種率90%
高齢者の80%を上回る―コロナワクチン
ニューヨーク市保健局(DOH)によると、アジア系住民(13~17歳)のワクチン完全接種率は90%で、同じ年齢層の中で群を抜いて高いことが明らかになった。アジア系の高齢者(65歳以上)の接種率(80%)を上回った。ニューヨークポストが8月30日、伝えた。
若者の完全接種率が2番目に高かったのは、ヒスパニック系で39%。次いで白人32%、黒人24%。アジア系の若者のワクチン接種率はマンハッタン区で最も高く、ほぼ100%に近かった。以下、ブルックリン区94%、クイーンズ区92%、スタテン島77%、ブロンクス区は58%。区と人種別で、もっとも接種率が低かったのは、ブルックリン区の白人の若者で、21%にとどまっている。ワクチン接種を完了した無症状の生徒は、同じクラスに感染者が出た場合でも、隔離の対象にはならない。
市全体のすべての年齢層の接種率では、アジア系が74%ともっとも高く、白人47%、ヒスパニック系46%、黒人が34%だった。DOHは接種率の算出方法について、推定人口と市のワクチン登録の情報に基づいており、数値は正確ではないとしている。デブラシオ市長は、対象となる市の子供たちにワクチン接種を義務付けていないが、接種を促すよう保護者に呼びかけてきた。
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