州議会、知事の指名人事を承認
大麻業界規制新機関の代表2人
ニューヨーク州のホークル知事は1日、自らが指名した人事を同州上院議会臨時会が承認したことを明らかにした。州大麻管理委員会(CCB)の委員長にトレメイン・ライト氏、大麻管理局(OCM)のエグゼクティブ・ディレクターにクリストファー・アレキサンダー氏が就任する。両氏は、ホークル氏が指名し議会が承認した最初の候補者。
CCBとOCMは、大麻製品の製造のほか、ライセンス付与、梱包、マーケティング、販売などニューヨーク 州の大麻産業に関する包括的な規制を作成、実施する。3月末に可決された大麻規制・課税法(MRTA)は、成人の大麻使用、医療、大麻業界を規制するための国内で最も包括的で進歩的な法的枠組みのひとつを定める。同法は、知事がCCB、OCMの代表をそれぞれ指名することを盛り込んでいる。
ブルックリン区・ベッドフォードスタイベサント出身のライト氏は現在、州全域金融包摂権限付与局(DFS)の初代局長を務める。弁護士で起業家、小企業経営者、活動家でもあり、同州議会下院議員を歴任した。
クイーンズ区ホリス出身のアレキサンダー氏は、多国間大麻企業であるヴィレッジの政府関係・政策マネージャー。刑事司法改革家で擁護者、政策の専門家で、同州議会の立法補佐官や州上院顧問などの経歴を持つ。
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