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共同通信
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和歌山、奈良、三重の3県で88人の死者・行方不明者が出た2011年9月の紀伊半島豪雨から10年となったことを受け、和歌山県の仁坂吉伸知事は5日、県内の慰霊碑や記念碑を回り、献花した。近年も各地で災害が起きていることを挙げ「災害を忘れない。それは行政にとっては、対策を講じて前よりも多くの人命を救うということだ」と話した。
この日は当初、犠牲者が出た県内2市4町と県が初めて合同で慰霊祭をする予定だったが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて延期。追悼行事は例年通り、人的な被害が明らかになり始めて10年となる4日に各地で行われた。
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