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共同通信
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【ロサンゼルス共同】米南部テキサス州のアボット知事(共和党)は7日、有権者の投票機会を事実上制限する州法案に署名、同法が成立した。12月発効の見通し。民主党支持層と重なる黒人ら非白人の利用が多い郵便投票の要件が厳格化され、ドライブスルー方式の投票は原則禁止となり、投票の24時間受け付けもできなくなる。
複数の人権団体は、連邦法である投票権法に違反、少数者を意図的に差別しているとして同州法差し止めを求め裁判所に提訴した。
トランプ前大統領は昨年の大統領選が「不正で盗まれた」との虚偽主張を繰り返しており、アボット氏は同法で「不正はより困難になる」と強調した。