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共同通信
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ANAホールディングスが、海外の消費者や企業を相手にした日本企業のインターネット通販を支援する事業に参入することが7日分かった。傘下の全日本空輸や地域商社のANAあきんどが持つ全国28都道府県の営業支店を活用し、海外で人気が出そうな日本各地の日用品や化粧品、雑貨などを発掘。商品がメーカーから海外の注文客に届くまでの配送をまとめて請け負う。新型コロナウイルス禍で国際線旅客の需要低迷が続く中、航空貨物の収益拡大を狙う。
この新規事業は子会社のOCS(東京)が手掛ける。15日から韓国や台湾、シンガポールに向けた商品の引き受けを始める。