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共同通信
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農林水産省は8日、国が輸入した小麦を製粉会社やしょうゆメーカーに売り渡す価格に関し、2021年10月期(10月~22年3月)は主要5銘柄の平均で、21年4月期(4~9月)より19.0%引き上げると発表した。現行の算定方法となった07年4月期以降では、08年4月期の30.0%に次ぐ過去2番目の上昇率となる。家畜の飼料用向け需要の拡大で国際相場が高騰しているためで、食パンやうどんの値上げにつながりそうだ。
農水省の試算では、今回の改定による小売価格の値上げ幅は、食パン1斤で2.3円、うどん(外食)1杯で1.4円、中華そば(外食)1杯で1.0円と見込んだ。