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共同通信
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【ベルリン共同】26日のドイツ総選挙で、同国のテレビ局RTLは7日、選挙後に引退するメルケル首相(67)の保守与党、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率が2位となる19%と過去最低水準に落ち込んだとの世論調査を公表した。要因はCDUのラシェット党首(60)の失態。同氏は次期首相の座を目指すが、苦境に陥っている。
中道左派の社会民主党(SPD)は支持率25%で首位を維持。政権樹立に意欲を示す。
ラシェット氏は7月に洪水が直撃したノルトライン・ウェストファーレン州の州首相だが、被災地訪問中に冗談を言って大笑いする姿が報じられ、批判が集中した。