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共同通信
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【ワシントン共同】サキ米大統領報道官は10日の記者会見で、バイデン大統領と中国の習近平国家主席による9日(北京時間10日)の電話会談について「コミュニケーションのチャンネル維持」が大きな狙いだったと説明した。バイデン氏が中国の人権問題を取り上げたことも明らかにした。詳細には触れなかった。
米側は10月末にイタリアで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ両首脳の直接会談を模索しているが、サキ氏は何も決まっていないと述べるにとどめた。
サキ氏によると、バイデン氏は習氏に米中首脳間のみで話し合いの場を持つことの重要性を指摘した。