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共同通信
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【ワシントン共同】世界が震撼した2001年9月の米中枢同時テロから11日で20年。バイデン政権は、国際テロ組織アルカイダなどの過激派組織は弱体化したと判断し、アフガニスタン駐留米軍を撤退させて他国に大規模派兵する戦略と決別、対外的な軍事関与の縮小にかじを切る。自由や民主主義のために単独行動や武力介入をいとわなかった当時のブッシュ(子)政権から米国は変容した。
バイデン大統領は8月末の演説で「世界は変化しており、われわれは中国と真剣な競争を繰り広げている」と強調した。この20年間の国際情勢の変遷を踏まえ、対テロ作戦から中国との覇権争いに重心を移す。
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