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共同通信
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岸信夫防衛相は11日、ベトナムの首都ハノイでファン・バン・ザン国防相と会談し、日本からの防衛装備品や技術の輸出を可能にする協定の締結で合意した。東・南シナ海で軍事的圧力を強める中国をにらんだ安全保障協力の一環。両氏は、両国の協力関係が「新たな段階」に入ったとの認識を共有。艦艇分野の装備品輸出を視野に具体化協議を加速させる方針で一致した。
防衛省によると、日本が協定を締結する相手国は11カ国目。岸氏は、会談後のオンライン記者会見で「より緊密な防衛装備技術協力や、日本の産業基盤の維持と強化、安全保障に資することが期待され、意義深い」と語った。
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