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共同通信
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【杭州共同】中国メディアによると、中国南部の雲南省を移動していた野生のアジアゾウの群れが11日までに、元の生息地に戻った。異例の北上を続けた群れが戻るよう、餌を与えて誘導していた同省の担当部局が発表。ゾウにけがなどはなく「無事に帰宅」したという。
報道によると、ゾウ14頭は10日、川に架かる橋を渡って同省普アル市にある生息地に入った。
群れは昨年春、16頭で東南アジアに近い南部の自然保護区を出発。捕獲されたり自ら戻ったりしたゾウを除く14頭が移動を続けていた。餌不足が原因ともみられる大移動は国内外メディアが相次ぎ報じ、注目を集めていた。
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