Published by
共同通信
共同通信
国連は13日、イスラム主義組織タリバンが暫定政権を樹立し、混乱が続くアフガニスタンの人道支援に関する閣僚級会合を、スイスのジュネーブで開催した。各国は国際社会が結集して対応することが不可欠であるとの認識で一致した。
グテレス事務総長は会合冒頭で、アフガン国民は世界最悪級の人道危機にあると指摘。「国際社会は今こそ支えるべきだ」と人道支援の緊急性を訴え、各国に資金拠出を呼び掛けた。
鷲尾英一郎外務副大臣は、国際機関を通じて避難民のシェルターや食料・水の確保などに約71億円の新規支援を行うとの方針を改めて表明した。会合は対面とオンライン方式を併用して実施。