NYメッツのOB、消防署を慰問
9.11で失われた命を称える
ニューヨーク・メッツの元選手たちは9日、9.11のテロ攻撃で消防隊員5人を亡くしたマンハッタンの消防署を慰問に訪れた。9日、WABCが伝えた。
メッツ球団は9.11以来、毎年様々な消防署を慰問している。今回訪れたのはマンハッタンのエンジン3、ラダー12、バタリオン7の各消防署で、ボビー・バレンタイン、ジョン・フランコ、アル・ライター、トッド・ジールが顔を揃えた。
9.11の事件当時はその影響で野球の試合は中止された。ニューヨーク・メッツの試合が再開されたのは事件から10日後の2001年9月21日。その再開初となる試合でマイク・ピアッツァ選手が打ったホームランは多くの観客の心を勇気付け、涙を歓声に変えた。ニューヨーカーと選手たちにとって忘れられない夜だったという。
ジール氏は当時を回顧して、「あの試合のことを、ニューヨーク市とチームのために語り継ぐことは素晴らしい」と述べた。
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