METガラで政治的メッセージ
「金持ちに課税を」のオカシオ議員には批判の声も
マンハッタンのメトロポリタン美術館(MET)で13日、コスチューム・インスティテュートのガラパーティーが開催された。アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員は赤字で「金持ちに課税を」と大書した白いロングドレスに身を包み、注目を集めた。 同日、NBCニュースが伝えた。
デザインはカナダ出身のオーロラ・ジェームズ氏。高級ブランド「ブラザー・ベリーズ」をブルックリン区で立ち上げた。売り場の15%を黒人所有企業の商品に充てる運動を推進していることでも知られている。「オーロラとMETが有色人種の働く女性たちにどういう意味があるかを話し合うところから始めた」とオカシオ=コルテス氏。
「参加者を意識して、旧弊打破を目指した」と話した。ファッションに政治的メッセージを入れていたのはオカシオ=コルテス氏だけではない。キャロライン・マロニー下院議員は「男女平等」、ティーン・ヴォーグのベルシャ・シャーマ編集長は「妊娠中絶の擁護」をアピールしていた。 今年のテーマは「イン・アメリカ:ア・レキシコン・オブ・ファッション」。セレブが多く参加することでも知られており、チケットは3万5000ドル。このためSNSではオカシオ=コルテス氏に批判の声も上がっている。
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